2013年09月

旅の裏話<1>1日目から…

旅が終わって数日。家でのんびり過ごしていると、なんとなく不思議な気分になります。

ついこの間まで、毎日早起きして列車に乗って、夜もブログを書いて…

本当に新しい毎日が始まったような感覚です。



本当は、旅が終わってきちんと旅のデータや最後のきちんとしたまとめを書こうかと思ったのですが…
時間があいてしまうと色々と忘れてしまうこともあるので、旅の裏話を少しずつ公開していきたいと思います。

毎日のブログの中では、あまり都合の悪いこと、恥ずかしいことは書かないようにしていたのですが…
せっかく毎日ブログを見てくださった方もいるようなので、ブログでは書いていないことを中心に記事をかければと思います。


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 稚内から旅をスタートした1日目。小雨が降っていましたね。

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北の大地の線路はどこまでもまっすぐ。

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北海道には貨車を改造して作ったような駅がたくさんあります。

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音威子府駅の蕎麦屋ですが…
駅での列車の停車時間は1時間13分もあったのですが、駅到着時には蕎麦屋さんはまだ開いておらず…

蕎麦屋のオープンは9時半、列車の発車時刻は9時53分。普通に考えれば余裕で列車に間に合いますが、オープン10分前くらいになると、いつの間にかシャッターの前に行列が!!夏休みということで、18切符で旅行する人もたくさんいたようです…


オープンから7、8分でそばを購入でき。列車にもフツーに間に合いました。

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初日のゴール、留辺蘂駅に到着。朝は雨だったのに、綺麗な夕日に満足。

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宿に向かおうと思って、駅舎を出て、スマホの電源を入れた途端…






電池切れ。。


1日目の日程は、前日0日目からの連続であったため、夜にコンセントで充電することができませんでした。

宿の地図は印刷などはしておらず、スマホでしか確認ができません。とりあえず、なんとなく記憶していた方へ歩いていくと…

目指す宿は、全く見つからず。



このままでは、宿に着くことはできない!と思い、この日近くで行われていたお祭りの交通整理をされていた警備員さんに場所を聞いてみることに。(交通整理といっても、車はほとんど通っていませんでしたが…)


その方は留辺蘂の方ではなかったようで、「多分あっちだったような気がする…」という回答でした。

言われた方向に歩いていると、もう一人警備員さんがいらっしゃったので聞いてみると、



その方も留辺蘂の方ではなく、近くに交番があることを教えていただきました。

言われた通りにしばらく歩くと…交番がありました!


交番に入るのって、ちょっと緊張しますね。。
交番の方に確認して、ようやく場所が分かりました。どうやら、駅から南東方向に向かわなければならないのに、全く逆の北西方向に進んでしまっていたようです。初めての場所に来ると、本当に地図がないと動けないです…


初日からバタバタの夜でした。。

最長片道切符の旅 32日目(最終日)

最長片道切符の旅はついに最終日。北海道を出発した旅も肥前山口駅でフィナーレです。

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箱崎から鹿児島本線で吉塚駅へ一駅。吉塚から博多までは鹿児島本線で一駅ですが、ここで遠回り。吉塚から篠栗線で桂川駅へ。桂川からは筑豊本線、通称原田線で原田に向かいます。

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原田線は筑豊本線で最も本数が少ない区間。静かな車内でうとうとしていると、あっという間に終点の原田に到着です。

原田から鹿児島本線で博多へ。朝8時ということで、車内は通勤客で混雑しています。

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博多から新幹線で1駅、新鳥栖へ向かいます。博多駅新幹線ホームの自由席の乗車位置には、長い列ができていました。

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新鳥栖からは長崎本線の列車。吉野ヶ里公園駅で途中下車です。吉野ヶ里公園に来るのは小学校の修学旅行以来、今日もたくさんの小学生がガイドさんにつれられて園内を歩いていました。

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吉野ヶ里公園駅から長崎本線で肥前山口方面へ向かいます。肥前山口は最長片道切符のゴール。一度肥前山口を通過して、佐世保線、大村線、長崎本線を通ってもう一度肥前山口に着いた時、同じ駅を2度通ることになり、最長片道切符の旅は終わりを迎えます。

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肥前山口で乗り換えて、佐世保線の武雄温泉で途中下車。ここも私の大好きな温泉です。駅舎内のカイロ堂さんでお昼ご飯。佐賀牛カレーは、スパイスがきいていますが奥深い甘さがあって、おいしかったです。

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温泉に入って旅の再開、いよいよラストスパートです。

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早岐で乗り換えた大村線の列車は国鉄色気動車。列車は大村湾に沿って走ります。

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穏やかな大村湾は太陽に照らされてぎらぎらと輝いていました。

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諫早で乗り換えるのは、この旅最後の列車。長崎本線の普通列車はゴールの肥前山口へ向けて走ります。

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海越しに雲仙普賢岳がきれいに望めました。列車は途中駅や信号所で何度も列車交換のため停車しながら、進んでいきます。

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17時58分、予定より少し遅れて列車は肥前山口駅のホームに到着。これで32日間の最長片道切符の旅は終了です。

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駅の改札口で最後の判子を押してもらって「お疲れ様でした。」と声をかけていただき、本当に終わってしまったんだなぁ…と思いました。

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旅を終えた切符。32日間共に日本中を歩んできた切符。本当に愛着があります。

これで32日間全ての日程が終了、ブログでの実況もこれが最後になりました。今までご覧いただいたみなさん、コメントを書いてくださった方、応援していただいて本当にありがとうございました。

後日、旅の裏話やデジタルカメラで撮った8000枚程度の写真の一部を公開したいと思いますので、またご覧いただければと思います。


本当に楽しかった32日間、一生の思い出です。
旅の中でお会いした皆さん、応援してくださった皆さん、旅を支えてくださった皆さん、ありがとうございました。

最長片道切符の旅 31日目

鹿児島から福岡へと戻る31日目の旅。
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鹿児島中央駅から普通列車で川内へ。発車5分前にすでに車内は満席で混雑しています。途中駅で乗客は増えます。神村学園前で高校生は一気に下車し、閑散とした車内に。鹿児島中央駅から1時間で川内に到着です。

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川内からは新幹線区間。平行するJR在来線がない区間、新幹線に乗車して新八代まで。
新八代以南の区間に乗るのは…7年ぶり

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新八代からは再び在来線の旅。鳥栖行きの普通列車に乗ります。長距離普通列車に乗るのもなれてきました。

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途中熊本で停車。昼間の熊本駅在来線ホームは閑散としています。

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筑後船小屋駅で下車。ここから久留米駅までは、在来線の距離よりも新幹線の実キロが長い区間。たった一駅ですが新幹線に乗ります。わずか7分の旅。

久留米駅からは進路を東に変えて久大本線の旅。フルーツの里、田主丸・浮羽を走り日田彦山線との接続駅、夜明へ

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ここの駅のなぜかほっとするような雰囲気が好きです。約15分で次の列車がやってきます。

日田彦山線の列車は、大分から県境を越えて福岡へ。大行司を過ぎ、東峰村の棚田の風景が見えてきます。もう稲刈りがほとんど終わっていました。

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田川後藤寺で後藤寺線に乗り換え。セメント工場の横を通って、あっという間に終点の新飯塚に到着。

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新飯塚から筑豊本線。直方で乗り換えて折尾まで乗車します。折尾駅は鹿児島本線直通用のホームに到着、鷹見口を出て乗換です。駅の改良工事と連続立体交差工事が続いている折尾。訪れる度に駅の雰囲気が変わってしまっていて、少し寂しくなります。

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鹿児島本線の列車で博多方面へ向かいます。31日目のゴールは福岡市の箱崎駅です。


いよいよ最終日、17時55分頃ゴールの肥前山口に到着予定です。

今の心境は…正直かなり寂しいです。もう終わってしまう、もうあのきっぷを使って改札を通ることができないと考えると、すごく残念です。

でも、始まった旅には必ず終わりがあるんですよね。最後は笑顔で肥前山口駅の改札口を通れるように、残り1日楽しみたいです!

最長片道切符の旅 30日目

最長片道切符の旅30日目は宮崎県と鹿児島県。南国の蒸し暑い風を感じながらの旅。
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延岡から乗車する列車は日豊本線の西都城行き。朝の通勤、通学時間にも関わらず2両編成です。宮崎までは終始車内は混雑していました。

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宮崎からも同じ列車で都城まで向かいます。宮崎でお客さんが一気に下車して車内はガラガラに

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日豊本線の単線区間、多くの駅や信号所で待ち合わせのための停車時間があります。山の中の青井岳駅。

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都城に着いてビックリ!!ななつ星in九州の車両がホームに停車していました。10月15日からの運行開始を前に、本番通りのダイヤで試運転を行っていたようです。

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都城駅のキヨスクに1個だけ残っていた駅弁かしわめし。都城のかしわめしは北九州のそぼろのものとは違い、スライスしたお肉が鶏の炊き込みご飯の上に乗っています。

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都城からは吉都線に乗車。この路線に乗るのは7年ぶり。前回乗車したときには曇っていて見えなかった霧島連山が車窓に見えました。

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吉松駅からは同じ列車が肥薩線を経由して隼人に向かいます。

のどかな肥薩線の車窓を楽しんでいると、あっという間に隼人に到着していました。

隼人から再び日豊本線に戻って、鹿児島方面へ。竜ヶ水付近では、美しい桜島が姿を見せてくれました。

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鹿児島中央駅で本日の旅終了です。鹿児島中央駅の大階段がアミュプラザの拡張のため撤去されていました。初めて鹿児島に来たときからあった階段がなくなっているのを見ると、少し複雑な気分です。

駅からはバスで城山展望台へ行ってきました。ここは、桜島と錦江湾、鹿児島の街並みを一望できます。

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日が傾いてくると、桜島もほんのり赤く染まってきました。

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桜島を眺めていると、突然噴火。鹿児島では日常茶飯事のことなんですよね。

鹿児島には10回以上来ていますが、毎回新たな発見があり、本当に楽しい場所です。

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ご飯も美味しい場所ですね。鹿児島に来ると毎回食べたくなる黒豚とんかつ。今日は駅近くの川久さんへ行ってきました。

明日は、福岡へ。旅もあと2日です。

最長片道切符の旅 29日目

本州最後の旅。関門トンネルを通って、最後を迎える舞台、九州へ。
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6時台スタート。今日の朝日はいつもに増して美しかったです。美祢線の列車は高校生の通学列車。美祢駅で生徒が入れ替わり、山陽側の高校へ行く生徒がたくさん乗り込んできます。

厚狭駅で山陽本線に乗り換え。ビジネスマンの多い静かな車内です。向かうは、本州最後の駅、下関駅です。

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下関駅で久々に下車してみると、改札口やみどりの窓口が2階部分に移り、1階にスーパーなどが入っていました。1度閉店していた駅うどんの店舗も新しくできていました。

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駅舎はまだ工事中で、駅前にはシネコンなどが入った駅ビルが立つ予定です。

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下関駅でJR西日本の区間は終了。初めてJR西日本区間に入ってから10日、長い間お世話になりました。

本州の長い長い旅を終え、関門トンネルへ。ついに最後の旅の舞台、九州に入ります。

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JR九州区間に入り、福岡へ。見慣れた西鉄バスを見ると、帰ってきたな…と思います。

小倉から日豊本線の旅ですが…
いつもは、普通列車の本数が少ないこの区間は特急を利用するのですが、今回はオール普通列車で鹿児島まで行きたいと思います。

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中津で佐伯行きの普通列車に乗り換え。

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車内はお客さんも少なく、815系の大きな窓を独り占めできました。天気が良く、車窓からはきれいな山並み、遠くに由布岳も見えました。

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別府で途中下車、昼食は別府冷麺です。
お昼の後は、バスで明礬温泉へ。湯の花浮かぶサラサラの硫黄泉でゆったり。

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別府から旅の再開。普通列車で一気に佐伯まで向かいます。

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佐伯で乗り換え。佐伯ー延岡は1日3往復しか普通列車がない区間。電化されている路線ですが、1両の新型気動車が走ります。車内は高校生や中学生が乗っていますが、座席は空いています。

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途中の宗太郎駅では列車待ち合わせのため10分間停車。初めて秘境駅宗太郎のホームに立ちました。何にもないけど、それがいい。またいつかゆっくり訪れてみたいです。

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夕食はチキン南蛮。3度目の延岡宿泊でしたが、3回連続有名店の直ちゃんが定休日…
一度行ったことのある居酒屋とんちゃんのチキン南蛮、柔らかくて本当に美味しかったです!

明日は鹿児島中央駅を目指します。
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